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        1983年6月吉日 成康          

◆ 塩こそ生命の源◆

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不足は非常にきづきにくいそのわけは、はあまりにも広範に人体のすべてに対してジリジリと文字通り全身の細胞の一つにまで塩不足の害が及んでいるために、それが塩不足によるものだと気づかず別の病気によるものだと思い込まれてしまっているからである。

人体のすべての臓器、すべての部位に塩不足の害が及んでいる人間の生命活動のすべては「塩」あってのことであって、人間の生命も生理も塩があってのことで塩がなければ生命活動それ自体が無いのである。塩は文字通り「生命の源」なのだ、われわれは塩に関する正しい知識をもたなければならない。

 食卓塩

イオン交換法によって作られる純度の高い塩が、食卓塩と称して食卓にのせられる。食卓塩を取ると、血圧が見る見る上がってゆく。純粋なものは、それが何であれ人体には必ず害を及ぼす純粋なものはもはや食物ではなく、科学薬品なのである。そもそも、人間は自然界にないものにはそれに対応する能力持っていないからである。

自然塩は、海水の中に溶けている様々な成分のほとんどすべてを持っていて、海から生まれた生物はこれらの微量成分を使って肉体をつくりあげているのだ、その大切な微量成分を食卓塩は持っていないのである。

シジミを、食卓塩を溶かした水中に入れておくといつまで経っても殻を明けないが
自然塩を溶かした水に入れると、さかんに汐を吹くシジミにとっても食卓塩は有害なものであることがわかる。

なぜこんな毒物をつくったのかというと、昔ながらの塩田法による製塩はコストが高く政府はイオン交換法によるコストの安い塩の切り替えるという愚行を犯してしまったのである。

工業塩なら安価なほどよいのだが、人間が必要とする塩は食物なのである。
1971年に塩業近代化臨時措置法をつくり、海水製塩を禁止するというとんでもない過ちを犯してしまった。

イオン交換法による塩を食用としている国は日本だけなのだ、それが日本人の健康を大きく損ねているのである。

自然食関係者はじめ、食品加工業者(イオン交換法による塩では食物に本当の味が出せない)などの反対もあり民間の要望を全面的に無視することも出来ず、1985年に塩専売法の一部が改正されて自然塩の輸入や自然製塩などが可能になり何とか自然塩にありつけるようになったものである。


  「食事を変えなければ大和民族は衰亡する」 著者 一倉 定 抜粋
 
 
 
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